龍平があたしの痣を触る。あたしは龍平の痣を触る。



あたしは龍平の背中に腕を回し、そのボロボロの体の中で泣き続けた。そんなあたしを龍平も力強く抱きしめてくれた。




出会って一日も経ってないけれど、あたしと龍平だからこそわかり合える何かがあった。