ガバッ

「ハァ…ハァ…」

クーラーが効いているにも関わらず大量の汗をかいていた。

「まただ…」

毎日この夢を見る。だからあたしはあの時、中学1年生の頃からまともに夜寝た事がない。


「寝れねぇのか?」

気付けば龍平がリビングに入ってきていた。