それにね、龍平が座ってるソファーとは真逆で真っ白のソファー。ここにいると天国なんじゃないかって思わせてくれる。

「羽流ちゃんがそれでいいなら…」

「うん」

「じゃあお風呂入っておいで。湯はもうたまってるから。その間に着替えはここに置いとくね」

あたしの髪をクシャとして立ち上がる雅。


「ねぇ、雅」

「ん?」