あたしの右頬には痣がある。




火傷の痕。





皆はそれを気持ち悪がった。自分ですら気持ち悪いのはわかってるのに、周りはそれを執拗に話の種にした。






そんな奴らとは二度と会わないように。





そうやってここに来た。