「で、どういう事だ」 意外にも座った瞬間に龍平は口を開いた。 「ごめんなさい!!あたしが勝手な事して…」 「俺はお前に聞いてる」 龍平を見ると、真っ直ぐに銀次を睨みつけていた。 「何の用だ」 「………狂犬は解散させた」 「だから?」 虎太郎はイライラを抑え切れないようで、そう言うとタバコの火を乱暴につけた。 「飛ばしてほしい」