銀次はフッと笑い、あたしの腕を掴んでいた手を離すと、今度はその手をあたしの首に持っていき、そのままあたしの首を思い切り絞めた。


「……うっ………」

どんどん呼吸が苦しくなってくる。それでも銀次は手の力を緩めようとしない。それどころか銀次は、

「な…ん……で」




笑ってた。

口角を上げ、まるでこの状況を楽しむかのように。