「寝る時ぐらい俺の傍にいろ」
急に甘えたような顔を一瞬した。
龍平、それも反則。
「今日の龍平変だよ」
「あ?」
そんな事を言っていると虎太郎が上半身裸の状態でリビングに入ってきた。
「ラブラブやん」
ニヤっと笑い、冷蔵庫からビールを取り出し「ほな」と言って部屋に入ってしまった。
「風呂」
龍平はあたしを膝から下ろすと、そのままバスルームへと姿を消した。
ソファーに取り残されたあたしは、ため息をつき、テーブルの上のものを片付けた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…