「羽流ちゃんも飲む?」
「うん」
あたしたちは、このリビングで何時間もの間話をした。途中龍平はあたしの隣で寝ちゃったり、虎太郎と将人が喧嘩しそうになったり、それをあたしと雅が笑いながら見ていたり。晩ご飯はあたしと雅が作って皆で食べた。
「将人、送ってく」
いつの間にか雅は将人って呼ぶようになってた。
「あぁ。じゃあまた明日学校でな」
そうあたしに言って、雅の後ろを将人が付いて歩いていった。
「二度と来んなよー」
虎太郎はリビングから将人に向かって言う。
「うっせー、バーカ」
そんな事言うからまた虎太郎は怒り心頭で…
「虎太郎、お風呂入ったら?」