「何してんねん」 後ろから聞こえる声に振り向く。2人の男が立ってる。光が反射して、顔がよく見えない。 「こんなとこで死んだらあかんで」 無意識のうちに、俺は縁に立っていた。下を見るとグラウンドがやけに遠くに見える。 「……俺」