『何てゆうか…心臓バクバク?何か好きなやつを見ると心臓がバクバクするんだよ!』

俺はいつも結衣を見たときのバクバクを思い出していた。

あれって…そうなのかな…。


『じゃあお前はいつも美由見たらバクバクしてんの?』

『バカっ!!俺はしねぇよ!!慣れたのー↑』

『何に慣れたのかなー?』


『痛ぇよ!』

美由が後ろから殴っていた。

『あっ。美由。まだ帰ってなかったんだ。』

『今日は知也と一緒に帰るの↑』