『おおー、知也』

こいつは中学の頃からの親友の山本 知也。

知也とは中学の時からずっと一緒にいた1番の友達だ。

『まじ緊張しない?』

『やばい‥』

僕の心臓はすでに限界だった。

『確か‥直樹は3年の教室だよな?俺2年のとこだから別々だな。』

知也は寂しげに僕にそう言った。

そして、しばらくして2人は互いの受験会場にむかって行った。

『やばいよ‥受かるかな』

僕は落ち着かずシャーペンを回していた。