「須賀先生…っ!!」 驚いた顔をして振り返る。 「おぉ。山田。まだ残ってたんだ?」 そばに駆け寄るあたしに、お決まりのスペシャルスマイル。 「みんなで打ち上げに行ったんだろ?お前何やってんだ?」 「…思い出を振り返ってた」 「ぶはっ。キャラじゃねーなぁ。なんか」 だね。うん。 あたしもそう思う。 「先生」 「ん?」 あたしの顔を見ながら顔を傾げる。 大きく息を吸い込んだ。