長い長い廊下の先には、もう2度と見れないと思ってたアイツの姿。




なんでっ……?


これってチャンスなの?

神様がくれたチャンス?


だったら……。
だったら、最後まで言えなかった言葉を言おう。

もう逃げないで。



今なら笑顔で言える気がするの。






あたしはめいいっぱい叫んだ。






「須賀……っ」