しどろもどろになっている凛の腕を柊はギュっとつかみ教室へと引っ張っていった。


触られているところが熱い・・・。


気づけばみんながあたしの事を取り囲んでいた。



「凛ちゃん。かーわいい♪」


「ヤバイオレ・・・もうダメかも・・・。」


「お化粧トカドレストカ着たら、もうどこかの国のお姫様だね♪」




みんなが口々に言ってくる。


そう、入学式の日みたいに・・・。