いいような悪いような複雑な気持ちで凛は保健室に向かっていた。


ガラガラーーーっ


「先生・・ちょっと熱っぽい。」


そんなのはウソだ。ただ、布団の中で考え事をしたかっただけ。


そんなコトは全く知らない先生は、


「あらー、ならちょっと熱はかってみて?」


えーー・・

熱なんてあるはずないのに・・。

ここで諦めるようなあたしじゃない。