となりにいた女の子達が話している。


「ねぇ!!!ミスチェリ候補者の人はいいよね・・・だって柊さまと同じ教室で授業を受けられるんだもの・・・。」


えっ???柊さまと同じ教室って・・・この教室じゃないの???


ナイスなタイミングでさっきのエアリさんがあきれた顔で教えてくれた。


「ちょっと古城さん。そんな事も知らないの???私たちは柊さまと同じ教室で過ごし、柊さまに尽くして気に入られるようにするのよ。あ~あ。そんなだから古城さんは・・・ まぁ、あなたは努力しなくていいわ。柊さまはあたしのものですから。」


「は・はぁ・・・」


何か、クラスに一人はいる「進んだ女の子」って感じ。