「以上、QED。はい、拍手!」

ぱちぱち。

ぺしぺしぺし。


おや、私の完璧な推理に、
あのJさんも、私の肩をタップしているではないでしょうか。


なんだかんだ言って、
ちゃんと私の話しを聞いてくれてるんですね。


私はかなりのドヤ顔で、Jに方を向いた。





そこには、青ざめたいかにも何かの噴出を抑えきれなくなっている顔の男がいた。


「・・・吐きそう」

「車を止めろぉぉぉおおおっっ!!!!」