『お前を一生幸せにするから。俺のそばにずっといてくれ。』

『うん。』



「イケメンにこういう風にプロポーズされたいよね~。」

ドラマを見ていたお姉ちゃんが言う。

「30にもなってなに夢みたいなこと言ってんの。」

「だってされたいじゃん。」

「そんなこと言ってるから結婚できないんだよ。顔なんて不細工じゃなければいいじゃん。」

「そうかもしれないけど、毎日見る顔だしねー。」

「年取ったら皆同じじゃん。」

「夢がないな~。」

夢を見続けて30か・・・。

きっつと苦笑いする。