「なにやってんだよあいつ!」

 達也にムカついていたが、ふと気づいた。

 また、伺います。って来んのかよ。

 泰紀は焦った。家に来るなんて、また失神ものだ。

 しかし、来るなと返事しようにも、女性とメールなんてしたことが無い。

 泰紀は居留守を決めることにした。