泰紀はコンビニでバイトしていた。しかし、病気のせいで、レジには立たず、品物の整理しかしていなかった。

 テレビを消し、部屋に鍵をかけて、泰紀はバイト先に急いだ。



 コンビニに着くと、着替えをして、手あたり次第、品物を運び出す。

 「またかよ。お前そればっか。」

 バイト仲間の立石達也の声。

 「しょうがないだろ。」