「えー、ほんっっとにわかってないわけ?」



「だから、何!?え、なんか変なことしたわけ!?」




テンパる私。
余裕な結城。



「変と言ったら変……いや、でも普通だよな…」



一人でボソボソ言い始める始末。
本当に訳がわからない。


「あ、そだ。ちょっと目ェ瞑って?」


「目?アンタまたなんか企んでんじゃ――」


「いいからいいから~」


「はぁ………?」


しぶしぶ目を瞑る。