「わかってるよ。半泣きだったもん」

「仕方ないじゃん。怖かったんだもん………」


私だって最初は怖かった。
爆発して平気になっちゃったけどさ……


「あー、もうヤダ!サボりたい!屋上行くのメンドい!以上!」

「そうだね……無視しちゃいなよ」

もうサボっちゃおうか。別にサボっても良いよね。
そう喋っていたときだった。



「………高橋サン?」