「いまあけるー」

暢気だ、あたし。



「早くー」



ドアをあけると、祐介が立っていた。



「はい、ハッピーバースデー」


隠し持ってたのか、くまのぬいぐるみ


「ハッピー?ばあすでぃ?」

首をかしげる


「おまっ、今日は俺らの14才の記念日じゃ…ん」



唖然とする祐介、。


あたしは口があんぐりだ