「おはよ」


爽やか少年、祐介が!


「お…はよ」


爽やかさに思わずドッキリしてしまう。


(好きじゃない…のに)


「悠里、まだ寝てるよな?」


「う…うん」


「公園いくべ?!」


急に訛った祐介にびっくりしている間に、私は自転車の後ろに乗せられていた。