「悠里、お前時間いいん?」


はもう七時を回っていた。


祐介ともえほちゃんは家は近い


けど悠里さんは、聞くところによると、隣町で独り暮らし。


「大丈夫」



「明日大学は?」


大学生なんだ…


「あぁ休み」


「うち、泊まります?」


今日はあたし一人。
お母さんもお父さんも泊まりだし、お姉ちゃんも今日はいない。



「え?」


「あ、いや…」


悠里さんはびっくりしてる

あたしも自分がこんなこと言うなんてびっくりだ