「遙花〜ぁ」


窓から誰かが呼ぶこえがする


「祐介?」


窓をあけると、下に祐介がニコニコして立っていた。


高城祐介、あたしの唯一の病院仲間。



生まれた時から一緒
家も近い
誕生日は3分違い


家族に
恋人に


近いようで遠い存在