はぁー、はぁー、はぁー



少したってから、息切れをした輝が目の前に立っていた
私のために走ってきてくれたんだ



「輝
ごめんね.....」

「なんで、ひかりが謝るんだよ
悪いのは俺の方だし
無理やり連れてきたのも俺だ
本当にごめん」

「私が、ボーッとしてたのが悪いから輝は全然悪くないよ」

「俺が悪い」

「私が悪いの!!」

「俺の方が悪かった!!!」

「違う!!!!
私が悪いの!!!!!」

―――ぐぅぅぅぅぅ

「//////////」

「あはははは」

「笑わないでよ!!
しょうがないじゃん!!!
寝坊しちゃって朝から何も食べてないんだもん!!」

「腹へってんだろ??
何か食いに行くか??」

「うん!!!!!」

「ほら」

そういって私に手を差し伸べてきた
ん??
なに??

「だから」

輝は私の手を握った

「こうやって、手を繋げばもう迷子にならないだろ??」

「うん///」

私、輝と手繋いじゃった?!