放課後の
夕日が差している
オレンジ色の教室には、

真実がいた…

真剣に
紙と向き合って
考えている。

「悪りぃ遅れたっ!」

俺は、あやまりながら
真実の向かいに座った。

『全然大丈夫ですよっ♪』

いつもの笑顔で優しく答えてくれる。

こんな
真実が大好きなんだ

俺にとって世界で
一番の女だから…

幸せなんだ。