そんなこんなで、茂美といると毎日が楽しくて楽しくて。

茂美も、いつも楽しそうに元気に明るく笑ってくれて。

その茂美を描けることがまた、楽しくもあり、うれしくもあって。

もうとにかく、幸せでしかたなくて。


俺は、はしゃいでいた。

今までになかったぐらいに、はしゃいでいた。


そうこのときの俺は、はしゃぎすぎていたのかもしれない。

まさか、幸せの絶頂から地獄の谷底に突き落とされたような、あんな出来事がこのあと起こるなんて、夢にも思っていなかったのだから・・・。