だけど、姫は…




「桜庭…?ねぇ、いるんだよね?」




俺がいるのに気付いてくれた。


俺はゆっくりとベッドに近づいた。




「姫…」


「桜庭…」




姫は一瞬ほほ笑んだ。



そしてー…