グイッ


朝陽さんが俺の服を掴んだ。




「2年も待たせて何やってんだよ…」




朝陽さんが怒りに満ちあふれているのがわかった。


だから俺は何も言えなかった…



その時ー…




「…お兄ちゃん…?」