「奏斗!?」




後ろの声なんて聞こえない。




「悪い!遅くなった!」


「早く乗れ!」




琉也の車に乗った。
(卒業と同時に琉也は免許をとりました)




「琉也、もっと速く!」


「無茶言うな!これでも俺免許とって3ヵ月ぐらいなんだぞ!」


「速く!」


「……お前がもっと早く来りゃよかったんだよ!」


「あ、すみません…」




あまりの琉也の怒りように俺はびびった。


怖かった~…