あたしまだ夢だと思ってるみたい。 たくさん聞きすぎだよね。 でも、好きだから。 そばにいたいから。 キミじゃなきゃダメなのはあたしの方。 …だから信じられなくて。 でも、感じる体温は確かなもので。 桜庭の背中に手をまわして強く強く、 抱きしめた。