バタン! 俺は部屋を出た。 「…奏斗は言うことを聞かなさそうね」 「お前は跡継ぎがいなくなってもいいと言うのか」 「そういうのではありませんけど…貴方は私と会社のために結婚したのですか?」 「何を急に…」 「考えなくても答えられるでしょう?…もし会社のためというのなら…」 ・・・・