私達はそこで、ぷっと吹き出して、病院にも関わらず大声で笑ってしまった。

私達はライバル、且つ親友。

一緒に微笑んでいる悠太と、微妙な表情をしながらも朱光を優しい目で見つめるシリウス。

そんな騒がしさは、看護師さんが止めに来るまで続いたのだった。