「みんなが幸せになる権力を持ったEstrellaにしたい。

それが出来た時、私はお姉ちゃんを追い越せたと思えるの。

それには悠太…あなたが必要なの。
最高のペアにして、最高のEstrellaになりたい。

それが私の夢よ。」

「朱光…。」

「だからっ、早く退院して、次の査定頑張るわよ!」

朱光は軽く悠太の肩を叩き、立ち上がった。

そして私に向き直る。