朱光はシリウスの目をしっかり見ると、はっきりとした口調で言った。

「規則だからって、誰かの夢を壊す権力なんかいらない、ってね。」

唖然とするシリウス。だが、朱光はふっと笑うと急に軽い口振りになる。