放課後、私と麻由は早速図書室で勉強することにした。

一般校舎の図書室に行こうとすると、案の定というかお節介というか昴が来て、麻由を連れて行こうとする。

「ちょっと!慶人くんいないから私、入れないんだけど!」

「あ?知らねえよ。ほら、いくぞ。麻由。」