暗闇の中突っ立ってると、急に明るくなって



「ソファー座ってて。」



イッチーは電気を点けると、冷蔵庫からオレンジジュースを出しテーブルに置いた。



「飲みな」




「ありがと」



ジュースを口に運びながら、部屋を舐めるように見るアタシに


「どうした?」




缶コーヒーを飲みながら微笑むイッチー。