大きな瞳に小さな鼻にピンクの唇。



彼女は恥ずかしいのか頬を赤らめて私を見ている姿が愛おしく思えた。




「あ、あの…えっと・・・」



「ん?」



「向こう…向こうをむいていて下さい・・・・」



語尾に向かって小さくなっていく彼女の声。




そんな彼女を見てクスッとマフィアは笑った。



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