この前のコマ男の声あの声を頼りに、ここまで来た。

フワフワと、流され続け、もうどうでもよくなる。

無気力というか、このまま何もないんじゃないか。

このまま消えてさえしまえばいいとか。

いろいろ考える。

考えることで基盤を作ろうとしている作業が、

消えてしまうことを防いでいる。




コマ男「へへへ、ないなら創れば」

俺「また来た」

コマ男「このコマでもまわしたら」

コロコロっ

声以外に他の音を聞いた瞬間だった

コマ男「このコマは、灰2号っていうんだ」

俺「このコマ、俺に??」

コマ男「うん」

俺「??」

コマ男「そう」

俺「何で?」

コマ男「何となく」

俺「お前は??」

コマ男「さあね。。」

・・・・・

・・・・・

俺「コマを貸してくれ」

コマ男「いいよ」

俺「どうするん??」

コマ男「さあね」

・・・・・

・・・・・

むかつく。。。。。。。。

俺「何で俺にコマを!!」


・・・・・
・・・・・

音もなく光もなく

赤い土がとけはじめていく


コマ男「ここが執着点、イロイロしてみ」