涙を拭いた。



今は楽しまなくちゃ。



せっかくのクリスマス。



きまづくなりたくなかった。



でも、車の中で会話はなかった。



話す事が見つからない…



彰弥もなにか気付いたのかな…



ごめんね しょうちゃん…


私やっぱり付き合っていく自信なくしたよ…



準備したプレゼントも渡さなかった。



ケーキも帰ってゴミ箱の中へ投げ捨てた。



本当はまだ、たくさんプランがあったのに私はその場の空気に耐えられず、



調子が悪いと言って、家に帰った。



彰弥はすごく心配してた。


何度も彰弥からメールや着信がきていた。



電源をきり、ベッドに潜りこんでたくさん声をあげて泣いた。