「どーしよ……」


私は家の前で立ち止まっている。



なんか、帰りづらいな……


そう思ってなかなか家の中に入れない。






―ピンポーン


「℃♪☆♀♂$%???」


突然、チャイムが、沈黙を破って鳴り響いた。



ぎゃー!?


なんで押してんの!?




どうやら無意識に押してしまったらしい。



私って、


ホントにバカ……



自分で自分が、むなしくなった。