―――ドキッ―――


善輝の真剣な瞳に吸い込まれそう。


「彩乃…
まだ少し先の話だけど、俺がもっと一人前に仕事ができるようになって、彩乃も大学卒業して保育士になってお互いが自分の夢を叶えられたら…
俺達、結婚して一緒になろう。
それがいつになるかは今は分からない。だけど、彩乃にはこれからもずっと俺の側に居て欲しいんだ。」


………………これって…プロポーズ………?


「本当、今日の善輝、変だよ。からかってるの?」


普段はこんな話をした事もないのに急にプロポーズみたいな事を言われて、まだ頭がついていかないあたし。