善輝が手伝ってくれたおかげで片付けはあっという間に終わった。


「もう、風呂入ってるから♪」


バスタオルを片手に嬉しそうに言う善輝。


「早っ!!」


驚くあたしに


「俺が服、脱がせてあげよっか?」


そう言って迫ってくる。


「大丈夫!自分でできるから!
先に入っててよ。」


善輝の背中を押してバスルームに向かわせた。


善輝がお風呂に入ったのを確認してあたしも服を脱ぐ。


バスタオルを体に巻いて電気を消してからバスルームに入った。


「何で電気消しちゃうの?」


「恥ずかしいから!」