声を合わせて食べ始める。


｢おいしい！｣


善輝が喜んでるくれるのが嬉しくて、何杯もおかわりしてもらっちゃった。


しめにご飯を入れておじやにして食べた。


お母さんが作ってくれる料理を家族皆で食べるのもおいしいって思うけど、善輝とこうやって２人で食べるのは格別においしく感じる。


夕飯の片付けをしてると


｢一緒にお風呂に入ろっ！｣


そう言いながら善輝が後ろから抱き締めてくる。


それだけであたしの心臓はドキドキしちゃって善輝にまで聞こえそう。


｢えっ!?一緒に入るのぉ？１人で入れるでしょ！｣


｢ヤダ。彩乃と一緒に入りたい。｣