「使ってなんかねぇだろうがっ!」


そう言ってルイの頭をコツンとした人物…。


そう、善輝。


「お前ら、俺がいない間に彩乃に変な事聞いてんじゃねぇ〜よ。」


「ごめん、ごめん。
彩乃ちゃんが事務所に来てるって聞いてさ…。
ヨシキが溺愛してる彩乃ちゃんを一目見たかったんだよ。」


そう言ってシンが善輝の肩に手を置いた。


「全く…。皆、自分の仕事に行けよなぁ〜。」


善輝がそう言うと『ハイハァイ』と、ぞろぞろ皆が会議室を出ていった。


ふぅ〜、大きく息を吐いた善輝。


「彩乃〜変な事、暴露してくれんなよな〜。」


少し拗ねた顔になる善輝。