鼻歌を歌いながらバスルームに向かった善輝の背中を見送った。


ど、どうしよぉ…。なんか、変に緊張してきちゃったよぉ。


そーっとバスルームを覗いてみる。


「彩乃〜まだぁ?」


「い、今から行く!」


あたしは服を脱いでバスタオルを巻いてバスルームの扉を開けた。


「お、お待たせ…」


恥ずかしくて顔あげれないよ。


「なんで、バスタオル巻いてんの?」


すこし不服そうな顔をする善輝。


「来て。」


そう言ってあたしを浴槽に引っ張った。


足を伸ばして入ってる善輝の前に座らされた。そして善輝の足の間に座って後ろから抱き締められてる。