案外、いい人たちなのかもしれない。

「荷物片付けてこれば・・・?」

あたしは、2人を促した。

そして、ベットに滑り込んだ。

「はぁ・・・」

天井を見上げた・・・。

こんな生活本当にあるの・・・?

~♪~♪~
携帯の着信が鳴った。

お母さんだっ!

「お母さんっ!?」

あたしはいきおいよく、電話に出た。

「ビックリするわねぇ。どう?きた?」

のんきなこと言ってるし。

「きた?じゃないよっ!!あたし、こんな人たちと会ったこと
ないし!!」

「ふふふ~」
お母さんは笑ってる。

「笑いごとじゃないってば!!ご飯とかどうするのっ?
絶対作れない顔だって!!!」

(失礼な・・・BY3兄弟)

「大丈夫よ~」

だーかーら!何が?

「てゆか、誰なの?」

「ん~お母さんの親友の子ども。」

他人じゃん!!!

「そのお母さんは?」

「亡くなったから引き取ることになったのよ~。
ちょうどいいタイミングねぇ~」

なんて失礼なババアだよっ・・・。

「今飛行機の中だから切るわよ~」

「えっ?ちょ」
プチっ・・・。

また切られた。

てゆか飛行機の中で電話すんなよっ!!!

ノーテンキ、おばさんめっ!!!

あたしは、ベットに携帯をほった。

これからどうしろっていうのよぉぉ・・・。

がちゃっ!!!

いきおいよくドアが開いた。