幼馴染みだから
和也だから…大丈夫
絶対に大丈夫







うぅ……………
やっぱりシングルベットに2人だと
顔が近い…近すぎる…







私は半端なく動揺した
和也もそれに気づいていた







「髪の毛、伸びたな、美桜」







そう言って和也は
私の髪の毛を何度も触り、頭を撫でた
何故かそれで安心する事が出来た
動揺も全然しなくなった







でも、状況的に…眠れない
すると突然、抱きしめられた







「和也…どうしたの?」







「ごめん。ちょっとこのままで…」







和也に抱きしめられるのは中学以来だった
胸元、広いなぁ……
背中、自分の手と手が繋げないよ
こんなに、身体大きかったっけ?!







安心しきった私は
和也の胸の中で眠りについた……